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大使公邸の巻

在スリランカ日本国大使館から大使公邸での食事にお招きいただいた。
え?正式な服も靴もバッグも持ってきてない!と戸惑ったが、軽装でいいとのことで、いそいそ出かけた。
水越大使はこれまでたくさんの重要なお仕事をされてきた方で、さぞかしキリリと険しい表情をされているのかと思いきや、満面の笑みで迎えてくださった。

大使館では障害者の支援をしていて、彼らがファームで作ったピーナッツを加工して商品化するためのプロジェクトに協力されている。美味しくて手がとまらないピーナッツだった。

この席には協力隊員や日本人会の方も招待されていて、なんと、私が11年前にボランティアツアーでスリランカに来た時に、ツアーをコーディネートしてくださった小椋さんもいらした。
あの時は、南部と北部の2つの小学校で青空音楽教室とコンサートを行った。
将来オーケストラを作って一緒に演奏をしたいという彼らを支援するイギリスのNGOからの依頼で、たくさんの楽器を寄贈した。
あの時の子どもたちはどうしてるかなぁ、、と気になっていた。日本では知る術がなかったが、小椋さんに再会して、その後の様子がわかった。

現在そのNGO「The Music Project 」はコロナ以降活動を休止しているが、支援を受けた子どもたちの中から、ビオラ奏者としてコロンボのオーケストラに入った子がいるとのこと。
きゃー、こんな嬉しいことはない。あの時のひとりの子どもの願いが叶ったのだ。
大使公邸で、じわっと喜びを噛みしめる私だった。