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漂流日誌 Day21 タヒチ続編の巻

昨日参加したタヒチのツアー会社からお礼メールが届いた。
「私たちのガイドはタヒチの自然や植物、歴史や文化、そして暮らしについて共有することを心から楽しんでいます。その想いが伝わり、みなさまに楽しく学んでいただけたことを嬉しく思います。」と。
ホントにそうなの!彼のタヒチ愛と人間愛がじんじん伝わるツアーで、私もタヒチ愛が爆発したので続編を書くね。長くてすみません。

ピースボートが寄港したタヒチは、南太平洋に浮かぶフランス領ポリネシアの118の島々の総称で、首都はタヒチ島のパペーテ。
黒真珠が有名で、屋台でもマーケットでもたくさん売っていた。
ツアーガイドのレイさんは、キャプテンクックが来た頃から現代までの話を語る。
イギリス統治時は島の平和は保たれていたが、フランスは原住民(マウイ)の文化や宗教を排除し、タヒチ語も禁じた。
そんな中、人々は自然とともに生きる知恵を受け継ぎ、森や水を守り、豊かな植物と共に暮らしてきた。
レイさんに案内されて、滝や洞窟、きれいな水の湧くところ、古代遺跡などを歩いたが、どこも様々な果物の木があり実がなり花が咲いていた。
タトゥーのインクになる果実があったり、木の皮や葉から色々なものが作られていて、今なお日々の生活用品として役立っていることをレイさんは教えてくれた。
それがポリネシア文化の象徴なんだと。
森の中は外来種が入って壊れた生態系もあり、今は外来種の持ち込みが禁じられている。
船からは一切の食べ物の持ち出しがNGだった。特に果物は厳しくチェックされた。
街の中は、花、葉、動物、波、魚など、タヒチの豊かな自然からインスピレーションを受けたデザインが多く活力を感じる。

タヒチは他のポリネシアの国に比べて経済的に豊かだという。それは、フランスがタヒチ沖で1966年から30年間に193回の核実験を行ったからだ。
被害者が相次ぎ、フランス政府から補償金をもらっているそうだ。
南太平洋の「楽園」タヒチ。パペーテの海に臨む公園には核実験の犠牲者を追悼する碑が建っていた。
この美しい島でどうぞ安らかにと願う。
次回はのんびりを味わいに来たいね。
今回食べそこねた果物ウル(パンの実)の蒸し焼き、ぜったい食べた〜い。