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新たな旅立ち

「ふるさと西淀川PR大使」委嘱式に出席するため、8ヶ月ぶりに新幹線に乗っています。

1泊2日の大阪なのに、旅支度の手順を忘れてしまい、昨夜は無駄に動き回るだけで、パッキングがはかどらなかった。
着る服で迷ったあげく、秋冬用の厚手ジャケットを選んでから、そうか、天気予報を見ればいいんだ。え?大阪は日中気温27°C! で、また選び直し、靴まで変わる。
着替えと洗面道具に化粧品、サプリメントに緊急薬一式。まとまってなかったから新たにセット。
ホテルでゆっくり顔パックでもしよう、とエキストラでアレコレ追加。
パジャマ、ホテルにあったっけ?シャツの長〜いのだと足がスースーするから、レギンスいるな。
宿題書類や楽譜、車中で読む本。

あっ、イヤホンの充電しなきゃ。
マスクの予備も持たなきゃ、
そうそう、前もってポットにお茶を入れとこう。熱々は飲みにくいから。
アクセサリーは?タオルハンカチは?筆記具?アイロン?買い物袋?傘?
などなど、朝方までバタバタ。

その間ずっと、筒美京平さんがお亡くなりになったことが頭の中に渦巻いていた。
穏やかに笑っているお顔が浮遊していた。
各所からコメントを求められたりしたが、言葉では言い表せられない。
音楽を愛し、音楽と戯れ、音楽を輝かせた人。時代が変わっても、作品の中でその命は呼吸し続ける。
「飛んでイスタンブール」が、その一つだと思うと、私はこれからもずっと大切に歌っていかなきゃ、、と思った。

そんなこんなで、決意もあらたに家をでたのですが、時間をかけて用意した完璧な荷物なのに、充電していたワイヤレスイヤホン、持ってくるの忘れましたー。
覚える曲があったのにー。
京平先生、こんな私ですが、見守っていてくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。