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ウズベキスタンのスイスに行く、の巻

「わ〜、久しぶり〜」19日ぶりだけど、私には3ヶ月くらい経ったような気がする。
今日は、この旅の初日に私をタシケント市内観光に連れて行ってくれたズフラさんと一緒に山へ行く。

タシケントから車で2時間のところにあるチムガン山脈。
このあたりはウズベキスタンのスイスと呼ばれていて、夏は避暑地として賑わう場所。
ドライバーさんも、あの時と同じブラピさん。そして、一昨日JICA で会った協力隊員さんと4人でドライブだ。
チムガン山の頂上までの直行リフトが修理中だったため、最新の山岳リゾート、アミルソイからロープウェイで中腹まで。
ここから頂上までのロープウェイも休止していたため、歩いて登る。標高2000mくらい。
新鮮な空気をいっぱい吸って、雄大な山々を眺めて、エネルギーチャージだ。
同じ道を下山し、次の山にいく。

これがね、ウズベキスタンいち怖いリフトに乗るの。
ベンチ型、ロックなしのバー、深い深い渓谷の上を渡っていく。
鳥になったと思えばいい、私は鳥、私は鳥、そう呟きながらギュッと棒につかまっていた。
リフトを降りて見渡すと、そびえ立つ岩山と遠く連なる天山山脈。
荘厳とは、こういうことを言うのか。

水力発電所建設のために造られたというチャルヴァク湖は、神様がつくったのかと思うほど美しい。
鏡のような湖面に旅の日々が映る。
ああ、来てよかった。
一人旅は出会い旅。
一人で旅は描けない。
ひとつひとつの場面が、私の地図に色を塗っていく。

ウズベキスタンで山歩き

冬はスキー場

バー、これだもん。パタンと倒してるだけ。

下を見れません。って写真撮ってるけど。

ひゃ〜、助けて〜。

冬の風が吹いていました。

石器時代の洞窟

ウズベキスタン最後の晩餐

絶対もう一度食べたかった羊のシャシリク(串焼き肉)。脂身が美味しいの。羊の脂身は太らない、とズフラさんが断言してた

夕暮れ時、牛たちが棲み家に帰っていきます。私もそろそろ帰ります。